2年前に弊社販売のM社製液晶テレビ。
お客様から修理依頼が有り伺ってみると、この状態。(´-ω-`)
アンテナ端子が折れています。
お客様に聞いてみると、最近映りが悪くなったな~と思い、触ったら取れたとの事(´-ω-`)
年配のお客様で自分でテレビを動かすわけでもなく、端子が折れるっておかしいな~
と思いながら、事務所に持ち帰りました。
で、メーカーに部品の展開図をFAXしてもらい見てみると、チューナーが部品として
設定がない???
え~デジタル基板ごと交換?金額は?いくらかかる?お客様に申し訳ないな~
と思いながら、念の為にメーカー技術に電話を。
で、聞いてみると、当初デジタル基板でしか部品供給していなかったが、
最近からチューナー単体でも供給しているとの事。
ムッムッムッ!ということはもしかして、今回と同じような事例が発生しているということか?
さすがに聞いても「はい、そうです」とは言わない(笑)
ただ、メーカーとしてはデジタル基板での交換を勧めているとのこと?なんで?
デジタル基板23,000円
チューナー1,700円
もちろん、チューナー交換でお客様負担を少なくするのがいいのでは、もしかして、
はんだ付けが出来ない電気屋が多くなっていると舐めてるのか(笑)
よくわからないが、私はチューナーを発注。
で部品が届いたので本日修理を。
裏板を開けた状態です。
見事にチューナーの端子部が折れてます。
デジタル基板を外し、チューナーを半田で外していきます。
ここで、気をつけないといけないのが、最近は鉛フリーはんだが使われているということ。
環境に悪い鉛は使わないで~ということだが、電気的・接合的にはほぼ変わらない。
実際修理する際は、はんだコテの温度を通常より上げないと、はんだが溶けない。
温度を上げるということは、基板や部品に損傷を与えやすいということで、
慣れたサービスマン以外は要注意です。
で、チューナーを外したところです。
ヤ二で汚れた部分を、メカクリーナーで清掃。
それから、新しいチューナーを取り付けはんだずけしていきます。
M社製の液晶テレビなのにS社製のチューナー???
家電業界の摩訶不思議(笑)
修理完了。
2年前に弊社より購入、2年で故障ご迷惑をおかけしました。
最速で修理し修理代金は部品代金のみで対応いたします。
弊社で購入いただいた商品は責任をもって修理アフターサービスをさせていただきます。