お客様より温水便座本体から「水漏れしている」のと「ノズルが出ない」とのコールで訪問!!
修理名:パナソニック製温水便座修理
修理概要:ノズルユニットセット交換
製品:パナソニック製温水便座(品番:DL-RJ20-CP)
症状:本体右側面より水漏れ・ノズルでない
早速、止水栓を止め電源コンセントを抜き点検スタート!!
【点検】
ベースから外してみると、本体右と底面に水滴ありました。
そして本体カバーを開けてみると・・・。
原因は、ノズルにつながるホースが切れていたからでした。
「しかし???なぜ切れる???」
「ホースの寿命っってことあるの?」と驚きでした。
ホースが切れる・千切れる原因はわかりませんが、水漏れとノズルが出ない原因は一目瞭然。
原因はわかったのでとりあえず仮に復旧できないかと、少し工夫して何とかホースを繋ぎ、使用できるようにしてお客様に報告。
メーカーに確認してから見積もり提示しますということで、いったん引き上げました。
【見積もり】
メーカーに確認するとホースのみの部品供給は設定がないとの事。
ノズルユニットセットとしての部品供給との事で、それで見積りを作り、お客様に提出。了解をいただいたので発注し、届き次第修理に伺う事に。
3日程で届いたのですが、思っていたより箱が大きい???
何か嫌な予感が(笑)
この様な場合、いつも開梱して中身を確認するか否か迷います。
しかし、開梱された部品をお客様宅に持ち込み見られた場合、不審に思われるお客様もいらっしゃいますので、今回も開梱せずそのままお客様宅に訪問。
【修理】
何時もどおりトイレ内修理スペースを養生し、止水栓を止め電源コンセントを抜き修理スタート。
分解して部品が見える状態にしてから、補修部品を開梱。
なにやら、ノズル以外の部品も入っているし、説明書が5枚両面に書かれています。
嫌な予感というのは当たるものですね~(笑)
こういう時は、慌てず落ち着いて行わないといけません。
既設部品と補修部品との違いを確認すると、ホースの取り回しがかなり違いました。
何処をどの様に繋ぐのやら・・・(泣)
結局は、5枚両面に書かれた説明書を、暗いトイレ内で熟読することに・・・。
トホホ・・・。
老眼の私には、なかなかつらい事で、時間がかなりかかってしまいました。
内容がわかれば修理自体は特段難しいわけではなく、淡々とこなし試運転も良好で修理完了となったのですが、気づけば訪問してから 1時間半 もたっている。
時間の大半は5枚両面の説明書に費やされた感じです。
部品の共用化での大幅変更なのか?既設の物が大幅変更しないとまずい部品だったのかは、わかりませんがお客様にとって良き変更であれば、良しとしましょうか。