今回は海の近くのお宅でのアンテナ受信設備改修工事を行いました。
工事日は天気も良く、綺麗な海を見ながらの工事となり、気分良く工事できましたが・・・屋外設備は塩害でボロボロでした。
綺麗な海に罪は無いのですが・・・。
今回は塩害と台風に少しでも強い資機材で提案・工事をさせていただいています。使用たBCSアンテナ、反射鏡に小さい穴が開いていて耐風速仕様とメーカーが謳っています。
最近はこのタイプを台風が来たらまともに風を受ける建屋には提案させていただいています。
採用しだしてからまだ台風は経験していませんが、受信レベルも変らないので沖縄では良いのかなと思っています。
今回も色々と細かい工程と苦労話を書いていますので、是非ご覧下さい。
症状:地デジ・BS共、映らない
原因:衛星ミキサー不良、アンテナ受信設備全て劣化が著しい
処置:点検当日は衛星ミキサーを撤去し地デジのみは映るようにし、アンテナ受信設備改修の見積提出、
了解をいただいてから改修工事を行いました。
①9月15日訪問点検
テレビが見れないとコールがあり、訪問点検
調べてみると、衛星ミキサーが悪くDC15Vが上がらない状態で、ブースターに電源が送れなく、地デジもBSも受信できない状態でした。
とりあえず衛星ミキサーを撤去し同軸ケーブルを接栓で繋ぎ地デジは見れる用にしました。
設備全体が塩害もあり劣化が著しいので改修工事の見積もりを提出することとしました。
②9月18日改修工事
見積りOKを頂き、改修工事に伺う。
アンテナポールはφ34 2m 亜鉛メッキを使用、
地デジアンテナはDXアンテナ製オールバンド20素子(塩害用)を使用します。
BCSアンテナはDXアンテナ製45形4K8K対応(耐風速仕様)
反射鏡に小さい穴がたくさん開いているタイプです。
ブースターはDXアンテナ製、地デジ衛星放送増幅 4K8K対応品です。
工事としては屋外仕様の同軸ケーブルは全て入れ替えました。
また屋上からTV機器箱までの同軸ケーブルも入れ替えます。
改修工事前はブースター増幅部がアンテナポールに取り付けられていましたが、塩害がひどいので、屋内TV機器箱に電源部と一緒に設置。
地デジ・衛星放送とも受信状態良好で工事完了しました!!